ポリウレア施工の方法を解説

関東を拠点に重防食・防水塗料の製造・販売、ポリウレア・超速硬化ウレタン防水工事等を手掛けている菱洋株式会社でございます。


ポリウレアの施工方法は、その優れた特性を活かすために適切な技術が求められます。代表的な施工方法である「吹付け施工」と「手塗り施工」について詳しく解説します。


□ポリウレアの主な施工方法


吹付け施工


吹付け施工は、ポリウレアの施工において最も一般的で効率的な方法です。専用の高圧噴霧機を使用し、材料を基材に高速で吹き付けます。この方法により、短時間で広範囲に均一な膜厚を形成することができます。


メリット


迅速な硬化

数秒から数分で硬化するため、工期が短縮できます。


継ぎ目のない施工

スプレーで吹き付けるため、継ぎ目がなく、水の浸入を防ぎます。


多様な形状への対応

複雑な形状にも対応でき、均一な厚みの膜を形成できます。


デメリット


専用の機器が必要

専用の高圧噴霧機が必要で、初期コストがかかります。


飛散対策が必要

塗料の飛散が多く、周囲の養生が必須となります。


専門的な知識が必要

操作方法やメンテナンスには、専門的な知識と経験が求められます。



手塗り施工


手塗り施工は、刷毛やローラーを使ってポリウレアを手作業で塗布する方法です。主に小規模な現場や、細かい箇所での補修作業などに適しています。


メリット


細部への対応

手作業で塗布できるため、狭いスペースや複雑な形状の場所への施工が容易です。


低コスト

専用の吹付け機が不要なため、初期投資を抑えることができます。


デメリット


乾燥時間が長い

吹付け施工に比べて、硬化や乾燥に時間がかかることが多いです。


塗膜のムラ

均一な塗膜を形成するのが難しく、仕上がりにムラが生じる可能性があります。


工期が長くなる

手作業のため、広範囲の施工には時間がかかり、労力も必要です。



ポリウレアの施工方法は、現場の状況や求められる精度に応じて選択されます。


ポリウレアの特徴である超速硬化を最大限に引き出すためには、吹付け施工が最も適しています。



□ポリウレア吹付け施工に関して


ポリウレア吹付けに必要な機械


ポリウレア専用塗布機

A液とB液を正確な比率で混合し、高圧で噴霧します。


高圧ポンプ

塗料に圧力をかけ、スプレーガンまで材料を供給します。


加熱装置

ポリウレアの粘度を調整するために、材料を加熱します。


スプレーガン

混合されたポリウレアを対象物に吹き付けます。


配管

A液とB液を塗布機に供給するための配管です。


コンプレッサー

空気を供給し、スプレーガンの動作を補助します。



ポリウレア吹付けのポイント


ポリウレア吹付けには専門的な知識と安全対策が不可欠です。


機械の取り扱い

各機械の操作方法を正しく理解し、適切に使いこなす必要があります。ポリウレア専用塗布機や高圧ポンプの設定や調整方法を熟知していることが重要です。


混合比率の調整

A液とB液の正確な比率での混合が要求されます。比率の違いが品質に大きな影響を与えるため、正確な計量と混合が必要です。


噴霧パターンの調整

スプレーガンのノズルや圧力を調整し、施工面に応じた適切な噴霧パターンを設定します。



□ポリウレアの施工は菱洋にお任せください


菱洋株式会社はポリウレアの施工業者として、数多くの実績があり、ビジネスパートナーの建設会社に設計や施工、またはその一部を外注する事はありません。専任の担当者が直接現場の調査から打ち合わせ、お見積り、設計、施工管理まで一貫体制で承りますので、安心してお任せください。これまで様々な現場で培ってきた経験と実績により、大規模な施設はもちろん、多種多様な施設・設備へご提案が可能です。ポリウレア施工だけでなく、超速硬化ウレタン防水施工大規模修繕工事も対応できます。お気軽にご相談ください。


https://www.ryo-yo.jp/contact



□ポリウレア施工までの流れ


STEP 1. お問い合わせ

まずはお電話、メール、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。ご要望やお困りごと、見積り依頼・使用可否等、なんでもご相談ください。


STEP 2. 打ち合わせ・現地調査

専任の担当者が直接現場の調査に伺います。


STEP 3. プラン・お見積り

現地調査を基にお客様のご要望に合わせた材料・プランをご提案させていただきます。


STEP 4. ご契約

工事内容&費用ともに、ご納得いただけましたらご契約を交わさせていただきます。

その際、工事のご説明、日程等、工事の打ち合わせをさせていただきます。


STEP 5. 着工立ち合い・施工開始

材料の手配から、足場の組み立て等、立ち合いまでに準備を行い、スムーズに施工を開始いたします。


STEP 6. 施工管理

工事終了まで責任を持って管理させていただきます。



弊社施工事例


https://www.ryo-yo.jp/case



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