スレート屋根の寿命を延ばす!ポリウレア防水で雨漏り対策


関東を拠点に重防食・防水塗料の製造・販売、ポリウレア・超速硬化ウレタン防水工事等を手掛けている菱洋株式会社でございます。


ポリウレアは、その優れた防水性や耐久性、速硬化性から、スレート屋根の防水や補修に最適な材料として注目されています。本記事では、ポリウレアによるスレート屋根の補修や防水のメリット、アスベストについて詳しく解説します。



□ポリウレアでスレート屋根を防水・補修するメリット


1. 高い防水性能

ポリウレアは液体状で吹き付けて施工するため、スレート屋根の隙間や凹凸にも入り込み、シームレスで完全な防水層を形成します。これにより、雨水の侵入や雨漏りを効果的に防ぎます。


2. 優れた耐久性

紫外線や雨風などの外的要因に強く、経年劣化が起きにくい特性があります。その結果、スレート屋根の寿命が大幅に延び、長期的なコスト削減にもつながります。


3. 短期間での施工が可能

ポリウレアは速硬化性を持ち、数秒から数分で硬化を開始します。そのため、施工期間が短く、工期を大幅に短縮できる点が特徴です。


4. 柔軟性が高い

建物の微細な動きやスレート屋根特有のひび割れにも追従しやすい柔軟性を持つため、防水層が損傷しにくいのも魅力です。


5. その他のメリット


断熱効果: 夏は屋根からの熱を遮断し、冬は冷気の侵入を抑えることで冷暖房効率が向上します。


ポリウレアと硬質発泡ウレタンによる複合断熱・防水層についてはこちら


美観の向上: 屋根が新しいように見えるため、建物全体の外観が改善されます。


環境配慮: 揮発性有機化合物(VOC)の発生が少なく、環境に優しい素材です。



□スレート屋根とアスベスト

スレート屋根はかつて日本国内で広く使用されており、その多くにアスベストが含まれていました。


・なぜスレート屋根にアスベストが使われていたのか?


耐久性の高さ

アスベストは繊維状の鉱物で、非常に強度が高く、耐熱性や耐薬品性にも優れていました。この特性により、屋根材として長期間の使用に耐える素材とされていました。


軽量性

アスベストを含むスレートは軽量で、建物全体の構造負担を軽減できる点が評価されていました。


コスト面の優位性

アスベストは安価で入手可能だったため、経済的な理由から多く採用されました。建築資材としてのコストパフォーマンスが非常に高い素材とされていました。



・アスベストを含んだスレート屋根の危険性


飛散による健康被害

アスベストは人体に有害な物質で、特に繊維が飛散して空気中に浮遊した場合、吸引することで肺に蓄積し、アスベスト肺(石綿肺)や肺がん、中皮腫といった深刻な健康被害を引き起こす恐れがあります。

劣化したスレートや破損時にアスベストが飛散するリスクが高まります。


処分費用の高さ

アスベストを含む建材の処分には、法律に基づいた特別な手続きが必要です。これには専用の処理施設での廃棄が求められ、費用も通常の廃材処分に比べて高額となります。



・アスベストを含むスレート屋根の見分け方


製造年による確認

日本では2001年にアスベストを含む建材の製造・使用が全面禁止されました。それ以前の建物にはアスベストを含むスレート屋根が使用されている可能性が高いです。特に、1960年代から1990年代に建てられた建物では頻繁に採用されていました。


スレート表面の状態

アスベスト含有スレートは、表面がザラザラしていることが特徴です。ただし、見た目だけでの判断は難しい場合があるため注意が必要です。


専門業者による調査

正確な判定のためには、アスベスト調査の専門業者に依頼するのが最善です。専門的な分析機器や検査方法を用いることで、確実にアスベストの有無を確認できます。



□ポリウレアによるアスベスト封じ込めのメリット


飛散防止

高い密着性により、アスベストの飛散を完全に抑えます。


耐久性の向上

紫外線や風雨の影響を受けにくく、アスベスト層を長期間保護します。


安全性の確保

アスベスト除去作業に比べ、封じ込め施工は周囲環境へのリスクが少ないため、安全な施工方法です。


短工期

短期間で作業が完了するため、アスベスト曝露のリスクを最小限に抑えられます。



□まとめ

ポリウレアは、スレート屋根の防水や補修、さらにはアスベスト問題への対応にも非常に適した素材です。その高い防水性や耐久性、柔軟性、速硬化性を活かすことで、屋根の寿命を大幅に延ばし、建物全体の価値を向上させます。



□現地調査から施工管理まで、菱洋にお任せください


菱洋株式会社はポリウレアの施工業者として、数多くの実績があり、ビジネスパートナーの建設会社に設計や施工、またはその一部を外注する事はありません。専任の担当者が直接現場の調査から打ち合わせ、お見積り、設計、施工管理まで一貫体制で承りますので、安心してお任せください。これまで様々な現場で培ってきた経験と実績により、大規模な施設はもちろん、多種多様な施設・設備へご提案が可能です。ポリウレア施工だけでなく、超速硬化ウレタン防水施工大規模修繕工事も対応できます。お気軽にご相談ください。


https://www.ryo-yo.jp/contact



□ポリウレア施工までの流れ


STEP 1. お問い合わせ

まずはお電話、メール、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。ご要望やお困りごと、見積り依頼・使用可否等、なんでもご相談ください。


STEP 2. 打ち合わせ・現地調査

専任の担当者が直接現場の調査に伺います。


STEP 3. プラン・お見積り

現地調査を基にお客様のご要望に合わせた材料・プランをご提案させていただきます。


STEP 4. ご契約

工事内容&費用ともに、ご納得いただけましたらご契約を交わさせていただきます。

その際、工事のご説明、日程等、工事の打ち合わせをさせていただきます。


STEP 5. 着工立ち合い・施工開始

材料の手配から、足場の組み立て等、立ち合いまでに準備を行い、スムーズに施工を開始いたします。


STEP 6. 施工管理

工事終了まで責任を持って管理させていただきます。


弊社施工事例


https://www.ryo-yo.jp/case



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